こんにちは新年2回目のネタはETCネタです。車好きの中では既に知っている事柄であるETC2022年問題について紹介します。
2007年以前に製造されたETC車載器が怪しいかも
みなさまの車のほとんどに搭載されているETC車載器。
なんと2007年より以前(そうじゃない場合もある)に製造された一部の車載器が2022年12月以降使用できなくなります。
該当は、メーカーページで型番を叩くと調べることが可能です。
各メーカーリンクが書かれているこちらのページが便利です。
https://carboxkyoto.com/1751/
メーカーによっては2007年以前に製造されたものでも利用可能なものが存在します。なぜそのようにメーカーでバラツキがあるかは後述の理由でわかります。
なおパナソニックは対象あり・三菱は対象なしとバラバラです。
理由は電波法改正に伴う不要電波許容値の見直しによる
2022年12月の電波法改正に伴い、不必要な電波=スプリアスの値が見直しされます。それに伴い旧スプリアス値で設計されたETC車載器は不要な電波を発してしまうということで違法電波を発する車載器となってしまいます。
総務省のホームページを見るとスプリアスの見直しは世界無線会議というものを受けてとの話です。なんか電波オタクがワクワクするような会議名ですね。
参考 総務省紹介ページ:https://www.mlit.go.jp/road/yuryo/etc/spurious/faq.html
対象のETC車載器は使えるけど電波法違反となるので買い替えるべき
電波法違反に壇蜜尾根遺産に叱責をもらうかも。
改正後は不要電波を発する車載器になるだけなので、ETC自体は2022年になっても通行は可能な模様です。ただし、電波法違反となるためETC車載器の買い替えはするべきであると記します。
ただし、2007年以前の製造で2022年以降の利用となると、15年使用しているETC車載器の一部となるため、車の寿命も13年となる点も含めて現稼働しているETC車載器は少ないものと考えます。
そのため現時点では買い替え施策などはない模様です。
値段も安くなりつつある、スマートICから途中下車できるETC2.0車載器に買い替えるのはありかもしれません。
おまけとして
あと、ETC2030年問題というものが存在します。
2030年にセキュリティの関係で車載器管理番号の頭1桁が1になっている車載器じゃないと使えなくなるらしいです。まだ、先の話ではありますが、こっちの方がインパクト大きいかも??
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