豊田市の自動運転バスを体験してみる 自動運転バス運行実証

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2023年12月28日まで、豊田市内を循環するバスルートで自動運転バスに乗車することができます。今回、筆者は子どもと一緒に体験してきたので、その様子をレポートします。

1.どこでできるの?

自動運転バス運行実証の実施について|豊田市
豊田市では、国土交通省の採択を受けて以下のとおり自動運転バスの運行実証実験を実施します。

豊田市の福祉センターと豊田市駅の間を一日6往復しています。
途中にはイオンにも寄るため、利便性の高い停留所を通過します。


運行時間は10時から17時までで、1時間に1往復のペースです。また、乗車料金は無料です。

2.車体はBYDの小型バスを自動運転用に改造

J6 | 製品・サービス|ビーワイディージャパン株式会社
BYDジャパンの小型電気バス「J6」の紹介ページです。地球と人にやさしい日本市場向け電気バス「J6」の詳細情報をご覧いただけます。

使用されているのは、BYD製の電気自動車で、最大27名収容可能な7mの小型モデルです。

ステレオカメラやレーダーやアンテナやLiDAR等色々ついています。また電気仕様のため非常に静かで1充電で200kmも走れます。私のでんしゃは30kmが限度です。また下にありますが、中国製のため注意表記が独特で笑いを誘います。

次止まりますベルも生成音声感がありちょっと違和感がありました。最終停車駅なので押しまくっていいよと案内員さんからの好意つきで、子どもたちは何度も連打していました。

低床バス仕様ではないため、知らずに乗る年配の方は乗り降りが少し厳しい場面も見受けられました。

3.自動運転レベル2のドライブを体感

福祉センサーの駐車場に停車して、そこから往復のドライブを体感しました。独特の時刻表表記のある施設入り口前のバス停が目印です。

自動運転レベル2は特定条件下での自動運転が可能なもので、責任は人間にあります。実証試験時はいつでも運転にもどれるよう運転手が座ったままです。

様々なセンサーが車外に装着されており、モニターから各種センサーの認識状況やハンドルから離れた状態が確認できます。

信号側にもセンサーがあり、赤信号までの時間などが分かります。夜間や多少の荒れた環境でも順調に走行できるようです。

ただし、道路での路上駐車には対応しておらず、路上駐車を超える場合は手動での運行が必要です。
動画後半で路上駐車の車があろい、手動で操作する場面の動画です。

右前に巨大モニターやらついており一般ならぬバスです。逸般人向けバスです(笑

こちらはちゃんとカーブする様子。

4.12/28までと冬休み前半なら間に合う!ぜひとも体験を。

冬休み前半ならまだ間に合いますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。実証試験はカーブや速度追従など、ほぼ実社会での適用が可能な段階に達している印象です。アンケートの記入もお忘れなく(後日郵送またはQRコードからWEB回答可能)。

豊田市駅からのアクセスも良く、公共交通機関でも参加が可能です。また、イオンへの移動も便利です。近未来のバスの体験はなかなかできない機会ですので、ぜひこの機会にご検討ください。20分ほど新世界を体感できるの良いです。

さいごは忍者のように巨大でんしゃのEVバスなので無音でお別れです。

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